キャンプに行くと小さな失敗から大きな失敗まで、なにかと失敗しませんか!?
僕は年間20泊以上キャンプに行く今でも失敗をしています。
いまではキャンプに失敗はつきものだと思い、失敗も楽しめるようになりました。
でもできることなら失敗はしたくないですよね!?
あなたがまだ経験していないだけで、キャンプにはいろいろな失敗が潜んでいます。
失敗の知識があるかないかでキャンプの楽しさは変わってきます。
あなたが僕と同じ失敗を経験する必要はまったくありません。
あなたは失敗しないための知識を身につけ、楽しい思い出だけのキャンプをしませんか!?
そこで今回は、僕が今まで経験した失敗談。
そして失敗いないための準備は何をすればいいのか。
失敗した時の対処法を紹介していきます。
あなたがキャンプで失敗しないための参考に少しでもなれば幸いです。
記事内容
- 超初心者キャンパーがやりがちな失敗
- キャンプに慣れてきたころにやりがちな失敗
- ベテランキャンパーがやりがちな失敗
- キャンプ失敗談 & 失敗しないための対策 まとめ
この記事では、キャンプでの失敗談、失敗しないための対策、失敗した時の対処法を紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもワクワクしてくれれば嬉しです。
超初心者キャンパーがやりがちな失敗
キャンプを始めたばかりのころは、いろいろな失敗をします。
でもそのほとんどは未経験だから対策ができてなくて失敗するんです。
対策さえできれば失敗は防げます。
キャンプを始めたころにやってしまう失敗を紹介していきます。
テント・タープが張れない
人生で初めてのキャンプってワクワクしますよね!?
でも同時に不安もあると思います。
その不安の正体は、「自分にテントを完璧に張れるのか!?」
これが原因です。
答えをいいます。
人生初のテント設営は、確実に苦戦します。
それも大きなファミリーテントになればなるほど苦戦します。
テントを購入した時に取扱説明書や設営方法が書いてあるものが同封されています。
しかしイラスト付きの紙を眺めていても実際に設営してみて経験しないと張り方はわかりません。
自宅内に広いスペースがあるのなら、テントを一度試しに張ることをおすすめします。
しかし誰もが広いスペースがあるわけじゃないですよね!?
安心してください。
自宅に居ながら不安な気持ちを解決する方法がひとつだけあります。
それは、YouTubeです。
大手メーカーのテントなら設営方法の動画はたくさんでてきます。
説明書の紙を眺めていて理解できないことが、動画になると簡単に理解できるはずです。
YouTubeを見て、設営の疑似体験をしてから本番のキャンプに挑んでください!
今なら15分もあればひとりで確実に張れるよ!
今使ってるコクーンⅢでも、ひとりで1時間あれば簡単に設営できるよ!
チェックポイント
自分の設営するテントをYouTubeで検索して、動画で設営方法を確認する!
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ペグダウン
テントを購入すると付属品として、ペグとプラスチックハンマーがついてくることがあります。
はっきり言います。
テント付属のペグとプラスチックハンマーは使い物になりません。
付属のスチールペグは硬い地盤のキャンプ場ではまったく刺さりません。
ただ曲がるだけです。
プラスチックハンマーも力が弱く全然使い物にならないです。
「じゃ、ペグなんて刺さなきゃいいじゃん!」って思うかもしれませんが、ペグダウンは絶対に必要です。
ペグダウンをしていないテントは、風で簡単に飛ばされます。
あなたの危険はもちろんですが、周りにいる他のキャンパーをも巻き込む事故になります。
ペグとペグハンマーは命を守るモノです。
ここにはお金をかけてどんな地盤でも確実にペグダウンできる鍛造ペグとペグハンマーを購入してください。
鍛造ペグの長さは30cmぐらいのものを選んでね!
チェックポイント
ペグダウンは命にかかわるから、鍛造ペグで確実にテントを固定してください!
ロープワーク
テントを設営する上でペグダウンの他に避けれないモノがあります。
それは、ロープワークです。
テントの固定はペグダウンだけでは不十分です。
テント本体のペグダウンと、ガイドロープのペグダウンをすることで初めて強度が出ます。
しかしガイドロープをテントに結ぶときに適当に結んでしまうと解ける可能性があるんです。
- 結ぶのが簡単で、結び目の強度が高いのは【もやい結び】
- キャノピーポールの先端にかけるために使うなら【二重8の字結び】
- 結び目を移動することで張り調整や長さ調整が可能な【自在結び】
この3つの結び方さえマスターしていればキャンプで困ることはありません。
でも覚えれば簡単だから完璧にマスターしてね!
チェックポイント
最低限の【もやい結び】【二重8の字結び】【自在結び】この3つのロープワークはマスターしよう!
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炭・薪に着火できない
テントの設営が終われば、次は食事の準備です。
キャンプを始めたころは火を起こすのにも苦労すると思います。
食事もBBQが多いと思います。
しかし炭に火がつけれなく、困っている人を見かけることがよくあります。
チューブ型の着火剤は使い方を間違えると火がつきません。
確実に簡単に火を起こしたいのであれば、固形燃料を使えば簡単に炭や薪に着火できます。
固形燃料は最低でも20分以上は燃焼してくれます。
固形燃料に火をつけ、その上に炭や薪を置いていき放置すれば簡単に着火できます。
キャンプに慣れないうちは、できるだけ簡単な方法を選びましょう。
チェックポイント
火を起こすのに固形燃料を使えば、固形燃料に火をつけて放置するだけで炭や薪に簡単に火が起こせる。
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火の粉で服に穴が開く
普段着ているお気に入りの服をキャンプに着ていくのはマジでおすすめしません。
まず100%汚れます。
そして炭や薪が爆ぜて飛んできて服につくと、綿以外の衣類は100%穴が開きます。
綿の衣類でも穴は開かないかもしれませんが、焦げて跡は残ります。
ダウンジャケットなんて論外なんで絶対に絶対に着ていかないでください。
焚き火をする時の薪は針葉樹は爆ぜやすいので注意してください。
チェックポイント
キャンプに来ていく服は、どうなってもいい服を着ていくべし!
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火のコントロール
キャンプに行くと焚き火をしますよね!?
初心者の時にやりがちなことは、コントロールできないほどの火柱を作ってしまうことです。
コントロールできない火ほど怖いものはありません。
火柱をあげたい気持ちもわかります。
しかしキャンプ場は燃えやすいものもたくさんあります。
そして風が吹けばさらに火力が上がってしまうので注意してください。
チェックポイント
焚き火をする際は、コントロールできる火力で安全に行なう!
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天気の急転
キャンプ場のある場所は、山間部や海岸沿いなどが多いです。
そういう場所は天気予報があてにならないことが多々あります。
基本的には雨は降ると思ってキャンプの準備をする方が安全です。
雨具には傘とカッパがあると思います。
キャンプに行くのなら雨具は傘とカッパ両方持っていくのがベストです。
トイレに行くときにわざわざカッパを着るのは手間がかかるので傘が便利です。
しかしテントの設営や撤収の時には傘は山になるのでカッパが必要になります。
臨機応変に使いこなすためにも傘とカッパ、両方持っていってください。
チェックポイント
天気の急転に備えてキャンプには必ず傘とカッパを持っていく!
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寝れない
初キャンプの落とし穴で多いのは、寝れないです。
テント内に直に寝袋を敷いて寝るつもりでいてるのなら100%寝ることはできないと思います。
キャンプ場の地面に真っ直ぐなフラットな地面なんて存在しません。
地面には必ず凹凸があります。
そして地面には大量の石や木の枝が落ちています。
なので普段寝ているベッドや布団の感覚で行くと100%寝ることができません。
少しでも自宅で寝ている感覚に近づけたいのであればコットやマットを敷いて寝ることをおすすめします。
チェックポイント
コットやマットがあれば、自宅並みの快適な睡眠をとることができる!
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次の項目では、キャンプに慣れてきたころにやっちゃう失敗を紹介していくね!
キャンプに慣れてきたころにやりがちな失敗
キャンプに慣れてくれば色々なことをやりたくなってきます。
しかしそこにも失敗の種は潜んでいます。
この項目では、キャンプに慣れてきたころにやってしまう失敗を紹介していきます。
到着時間の遅れで暗闇のテント設営
キャンプに慣れてくると、キャンプ場に着く前に観光をしてキャンプ場に到着というプランを組みたくなります。
しかし注意して欲しいのは、そのプランはあくまでも予定です。
それ通りに必ず進む保証はありません。
明るい時間に到着してテントを設営する予定が、日が暮れてからキャンプ場に到着してしまい真っ暗の中テントを設営する人をよく見ます。
明るい時間にする設営とは別モンです。
手元が暗いだけでも設営の難易度は急上昇してしまいます。
そうならないためにも時間に余裕のあるプランを組んで、明るい時間にテントの設営が完了するようにしてください。
ファミリーキャンパーの人は子供の食事とかもあるから特に注意してね!
チェックポイント
無理な計画は立てずに、時間に余裕のあるプランを組んでキャンプを楽しむ!
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キャンプ用品の破損・故障
キャンプに慣れてくると新しいキャンプ用品が欲しくなってくると思います。
まず注意して欲しいのは、間違った使い方によるキャンプ用品の破損です。
キャンプ用品は基本的にはそう簡単に壊れるような作りにはなっていません。
しかしキャンプに慣れていつも使っているキャンプ用品だからと間違った使い方をすると簡単に破損する場合があります。
慣れてきた時ほど注意してください。
そして次に注意が必要なのはメンテナンス不足によるキャンプ用品の故障です。
キャンプ用品はメンテナンスをすることで破損に気づき、その時点で修理することで故障を回避することができます。
こまめなメンテナンスはキャンプ用品の寿命を伸ばしてくれます。
大事に使うことで長い期間使い出費も抑えれるのでキャンプ用品のメンテナンスはこまめにしましょう。
チェックポイント
キャンプ用品はメンテナンスをすることで出費を抑えることができる!
夜間の冷え込み
キャンプに慣れてくれば暖かい時期以外にもキャンプに行くと思います。
しかしここで注意が必要なのは夜間の急激な冷え込みです。
日中は25℃程あった気温が、太陽が沈めば10℃ぐらいまで冷え込むことなんて珍しくありません。
そこに風が吹きだせば、さらに体感温度は寒く感じます。
暑い分には服はぬぐことができます。
なので防寒具は必ず持って行ってください。
そして寝袋もオーバースペックのモノを持って行く方が無難です。
寝ている時は体温が下がります。
そこに地面からの冷えもプラスされます。
寒くて寝てれなくなれば楽しいキャンプが最悪のキャンプに変わってしまいます。
キャンプ場の夜は思っている以上に冷えるので寒さ対策は万全で行ってください。
テント内の火器の使用は危険です!
十分注意して自己責任で使用してくださいね!
チェックポイント
防寒対策はしっかりおこない、石油ストーブや薪ストーブなどの購入も検討しよう!
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米がうまく炊けない
キャンプに慣れてくるとキャンプ飯もBBQで肉を焼くだけではなく、凝った料理を作るようになります。
そうなってくるとお米を炊くことになると思います。
しかしキャンプでお米を炊くのはハードルが高いと思っていませんか!?
メスティンがあれば半自動でお米を簡単に炊くことができます。
- お米を研ぐ(無洗米は省略)
- 研いだ米をメスティンに移す
- お米 1 合に対して、水200mlを入れる
- お米を水に浸したまま30分放置(気温の低い冬期は 1 時間)
- 2 合までは固形燃料 1 個、 2 合以上は固形燃料 2 個
- 固形燃料ストーブに固形燃料を置きメスティンをのせる
- メスティンを火にかける(蒸気で蓋が開かないように重しの石等を置く)
- 火が消えるまで放置
- 火が消えればメスティンを裏返して20分程度蒸らす
- 20分たてば完成
この方法でお米を炊くと100%失敗することはありません。
ぜひお試しください。
チェックポイント
メスティンと固形燃料があれば、100%失敗することなく簡単にお米を炊くことができる!
食中毒
キャンプに慣れてくると食事にもこだわりがでてきて色々なモノを作ることが増えてきます。
ここで気を付けて欲しいのが食中毒です。
特に夏のキャンプは食材が傷むスピードが速くなります。
対策としてできることがあるとすれば、飲み物と食材のクーラーボックスを分けることです。
夏場はどうしても飲み物をとる回数が増えてクーラーボックスを開け閉めする回数が増えてしまいます。
クーラーボックスを開け閉めする回数が増えれば増えるほど、クーラーボックス内の温度は上昇していきます。
飲み物だけを別のクーラーボックスに分ける方が無難です。
そしてもうひとつできる対策は食材を完璧に火を通すことです。
完璧に火を通せば食中毒になる可能性は低くなります。
少しでも食材の色や匂いが変だと思えばその食材は破棄する方が確実です。
キャンプ場で食中毒を起こすと大変なことになるので注意してください。
僕は最強保冷材クーラーショックを使っているよ!
チェックポイント
食中毒にならないために食材には火を通し、少しでも違和感を感じれば破棄すること!
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次の項目では、ベテランキャンパーでもやっちゃう失敗を紹介していくね!
ベテランキャンパーがやりがちな失敗
ベテランキャンパーでも失敗することもあります。
ベテランキャンパーさんだからこそしてしまう失敗を紹介します。
テントのカビ
テントタープをたくさん持っているベテランキャンパーさんは多いと思います。
年に数回しか使わないテントやタープもたくさんあります。
そこで注意してほしいのがカビです。
前回の使用時にしっかりと乾かしたつもりでも、少しでも水分が残っているとカビが発生してしまいます。
一度発生したカビは除去するのが難しく、なかなかうまく除去できないことが多いです。
ポリの生地だと比較的カビは発生しにくいですが、コットン生地になるとしっかりと乾燥させないとカビが簡単に発生してしまうので注意が必要です。
チェックポイント
カビの大好物は湿気なので、撤収のときにしっかりと乾燥させてください!
忘れ物
ベテランや初心者に関係なくキャンプで 1 番起こる失敗は【忘れ物】です。
忘れ物の内容にもよりますがベテランキャンパーはリカバリー能力があるのでそのままキャンプを続行できます。
しかし初心者の間はひとつの忘れ物が致命的になりかねません。
忘れ物しないためにできることは、前日にバタバタしないことです。
キャンプから帰ってきた日に消耗品は補充して次回のキャンプに備えます。
そして車への荷物の積み込みは前々日までに徐々にやっていきます。
キャンプ当日にはクーラーボックスと刃物を積み込めばOKの状態にしておくのがベストです。
忘れ物をしないための自分なりのルールを作れば忘れ物をしなくなりますよ。
正当な理由がなく刃物を車に積載していると銃刀法違反になっちゃうよ!
明後日からキャンプに行くから積んでましたは、正当な理由にならないから注意してね!
チェックポイント
忘れ物をしないようにキャンプの準備は前日に一気にするのではなく、数日に分けて徐々にすると忘れ物をしにくくなるよ!
キャンプ失敗談 & 失敗しないための対策 まとめ
長々と書いてきましたがそろそろまとめていきたいと思います。
今まで何回もキャンプに行き、何度も失敗を重ねてきました。
笑える失敗から笑えない失敗まで沢山経験したからこそいまがあるのも事実です。
しかし不必要な失敗はしなくてもいいと思います。
なのであなたには僕と同じ失敗はしてほしくありません。
この記事を読むことであなたの失敗を未然に防げることを願っています。
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