今回は、焚き火をする時の燃料を薪だけではなく、【木質ペレット燃料】も併用して焚き火をやってみました。
実際に木質ペレット燃料を使ってみての感想や注意点などを紹介していきます。
一番初めに結果を言っておきます!
- Petromax Atago(ペトロマックス アタゴ)
- 木質ペレット燃料
- 薪
この3つ、混ぜるな危険です!
すごい二次燃焼が起こり、すごい火柱が上がります!
今回初めて【木質ペレット燃料】を使ってすごい豪快な焚き火を楽しむことができました!
しかし【木質ペレット燃料】を使う上で数点の注意点があります。
二次燃焼系の焚き火台を持っていて、数点の注意点を解決できるのなら【木質ペレット燃料】かなりオススメです!
あなたも 【木質ペレット燃料】 を使って最高の焚き火を経験しませんか?
しかしこれだけでは全然【木質ペレット燃料】の良さも注意しないといけない点も伝わらないと思います!
【木質ペレット燃料】の使用感、注意点などを書いていきたいと思います。
あなたが【木質ペレット燃料】を購入する時の参考に少しでもなれば幸いです。
【木質ペレット燃料】のイマイチなところは?
記事内容
- 【木質ペレット燃料】 基本情報。
- 【木質ペレット燃料】を使うために用意するモノ!
- 使えば納得!【木質ペレット燃料】ここが魅力!
- ここだけは気をつけて!【木質ペレット燃料】 注意点!
- 僕の独断と偏見で決めた【木質ペレット燃料】 総合評価
この記事では、木質ペレット燃料の魅力も、ここがイマイチな点も包み隠さず紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもワクワクしてくれれば嬉しいです。
木質ペレット燃料 基本情報
まず一番初めに、木質ペレット燃料ってご存じですか!?
猫を飼っている方はご存じな方が多いと思います。
猫のトイレに使われている、猫砂ペレットと同じものになります。
木質ペレット燃料を知らない方に、一般社団法人 日本木質ペレット協会の一文を引用します。
木質ペレットは丸太、樹皮、枝葉など木質バイオマスを原料につくられます。
引用元:一般社団法人 日本木質ペレット協会
特に、木材工場から排出する樹皮、おが粉、端材などの残・廃材が有効活用されています。
これらの原料を細かい顆粒状まで砕き、それを圧縮して棒状に固めて成形したものがペレットです。
木質ペレット燃料には特徴があります。
- 大きさは直径6~8mm、長さ5~40mmの円筒形に圧縮成形されているので持ち運びが容易
- 木質ペレット燃料を燃やしても大気中の二酸化炭素を増加させることがない。
(材料の樹木が成長する時に吸収した二酸化炭素分は増えます。) - 製造段階でしっかり乾燥されているので含水量が少なく、着火性が抜群にいい!
- 圧縮成形せれて作られているので密度が高く、発熱量が高い。
木質ペレット燃料を使うために用意するモノ!
木製ペレット燃料を使うには準備しないといけないものがあるので紹介しておきます。
木質ペレット燃料
まずは木質ペレット燃料がなければ話になりません。
ではどこで木質ペレット燃料を購入できるかです。
各ECサイトでは送料税込で20kg2,000円程度で購入可能です。
しかし、ホームセンターでも購入可能です。
近所にホームセンターがある人は一度見に行ってみてね!
目の細かいロストル
木質ペレット燃料は炭や薪みたいに大きくありません。
先程も紹介しましたが大きさは直径6~8mm、長さ5~40mmの円筒形の形をしています。
お使いの焚き火台のロストルの目が大きければ、目の小さいのに交換しないと木製ペレット燃料は使えません。
このロストルの目の大きさでは木製ペレット燃料がロストルの目の間をすり抜けてしまいます。
このままでは間違いなく木製ペレット燃料を使うことはできません。
なのでPetromax Atago用のロストルを自作しました。
これでロストルから木製ペレット燃料が落ちることはありません!
自分でロストルを自作できない人は【ザル】を買って加工するのもいいかもしれませんよ!?
次の項目では木質ペレット燃料の魅力を紹介していきます!
使えば納得!【木質ペレット燃料】ここが魅力!
木製ペレット燃料の魅力を紹介していきたいと思います。
二次燃焼が存分に楽しめる
薪オンリーでの焚き火でも、Petromax Atagoなら二次燃焼が十分楽しめます。
しかし木製ペレット燃料を投入する方が更に二次燃焼を楽しむことができます!
二次燃焼を一番楽しめる組み合わせは、
- 二次燃焼する焚き火台
- 薪【針葉樹・広葉樹どちらでも可】
- 木製ペレット燃料
この組み合わせは最強です!
木製ペレット燃料を一度に大量に焚き火の中に入れると1mぐらいの火柱なら簡単にあがるから注意してね!
価格が安い!
先程も言いましたが価格が安いです。
近所にホームセンターがある方はとりあえずホームセンターを覗いてみてください。
各ECサイトで購入するより安く購入できると思いますよ!
鎮火までの時間が読める
木質ペレット燃料は大きさ、質量が大体同じなので火が消えるまでの時間が計算できます。
大体ですが、大人の手ひと摑みで約5分ぐらい燃えます。
キャンプに行った時に、この時間までに火を鎮火させて寝たいと言う時には便利です。
爆ぜることがない!
前回のキャンプで10kgの木質ペレット燃料を燃やしましたが1回も爆ぜることがありませんでした。
木質ペレット燃料の密度が高く、中に空気の層がないので爆ぜにくいんだと思います。
煙が出にくい
今回初めて木質ペレット燃料を使って焚き火をしましたが1番ビックリしたのが煙がほぼ出ませんでした。
正しく言えば、煙は出てはいるんですが二時燃焼で煙にもう一度火がついていました。
灰の量が少ない
薪と比較して灰の量が圧倒的に少ないです。
灰の量が少ないので、後片付けが圧倒的に楽になります。
ここまで木質ペレット燃料を絶賛してきましたが次の項目では注意点・イマイチな点を紹介していきます。
ここだけは気をつけて!【木質ペレット燃料】 注意点!
木質ペレット燃料を使う上で何点かの注意点があるので紹介しておきます。
あくまでも僕が思う注意点なので参考程度に捉えてください。
二次燃焼が可能な焚き火台でしか使用できない!?
我が家の焚き火台はPetromax Atagoなので二時燃焼するので煙はほぼ出ません。
しかし二時燃焼しない焚き火台で木質ペレット燃料を燃やすと確実に目に染みるぐらいの煙が出ると思います。
二時燃焼しない焚き火台でも使用可能ですが、できる限り二時燃焼する焚き火台で使用する方がいいと思います。
二時燃焼について詳しく書いているのでよかったらPetromax Atagoの記事も読んでみてください!
【魔法の焚き火台】Petromax Atago 買って得した4個のこと!
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ロストルの加工が必要!
この記事の先頭の方(目の細かいロストル)でも紹介しましたが、木質ペレット燃料がこぼれ落ちないようにロストルを目の細かいものに交換しないといけません。
これは絶対にしないと木質ペレット燃料を使うことはできないので注意してください。
燃費が悪い
鎮火までの時間が読めるの所で紹介しましたが、大人の手ひと摑みで約5分ぐらいしか火が持ちません。
木質ペレット燃料を大量に焚き火の中に投入すれば火持ちは良くなるかもしれません。
しかし燃焼効率がいいので、すごい勢いの火柱が上がると思います。
コントロールのできない火柱ほど危険なものはないので、木質ペレット燃料は少量ずつの投入がいいと思います。
少し慌ただしい焚き火になってしまうので注意してください。
以上3点が僕の思う注意点です。
あくまでも僕が思う注意点なので参考程度に捉えてください。
僕の独断と偏見で決めた【木質ペレット燃料】 総合評価
今まで長々と書いてきましたがそろそろまとめていきたいと思います。
木質ペレット燃料を使う上で3点の注意点
- 焚き火台の制約
- ロストルの加工
- 燃費が悪い
この3点の注意点を解決できるのなら木質ペレット燃料は絶対に使うべきです!
木製ペレット燃料を使うメリットは、
- 二次燃焼がに楽しめる!
- 価格が安い!
- 鎮火までの時間が読める!
- 爆ぜない!
- 煙がでない!
- 灰の量が少ない!
そしてなにより、焚き火が更に楽しくなる!
これだけのメリットがあります!
あの豪快な火柱はそう簡単に経験できるものではありません!
木質ペレット燃料、使える人は絶対に使う方がいいと思います!
木質ペレット燃料かなりオススメです!
あなたのキャンプライフが輝くことを願っています!