キャンプ用品

金属加工20年!やまちゃんオリジナル!【 アルミ削り出しBBQプレート 】

パパ
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どうも、ブログの管理者の やまちゃんです。

今回は僕の本業である軽金属加工で、アルミ削り出しBBQプレートを作りました。

どの様に作ったのか、サイズなどを書いていきたいと思います。

他の方が作る時の参考に少しでもなれば幸いです。


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実際にアルミ削り出しBBQプレートを使用してくれた方の感想です。
https://twitter.com/McCoY4649/status/1320340239152418816?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1320340239152418816%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Ffiam-camp.com%2Foriginal-aluminum-bbq-plate%2F
https://twitter.com/smoky_live/status/1320995427118821376?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1320995427118821376%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Ffiam-camp.com%2Foriginal-aluminum-bbq-plate%2F


パパ
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感想が想像していたより良くて正直驚いています。
感想を頂けたら随時アップしていきたいと思います!


こんな疑問をもったあなたに向けた記事

アルミ削り出しBBQプレートを作ったきっかけは !??
何を使用して作ったの !?

もちろん欠点もあるよね?

こんな疑問を解決します。


記事内容

  1. やまちゃんオリジナル!【 アルミ削り出しBBQプレート 】 基本情報。
  2. 使えば納得!やまちゃんオリジナル!【 アルミ削り出しBBQプレート 】ここが魅力!
  3. ここだけは気をつけて!やまちゃんオリジナル!【 アルミ削り出しBBQプレート 】 注意点!
  4. 僕の独断と偏見で決めた、やまちゃんオリジナル!【 アルミ削り出しBBQプレート 】 総合評価


この記事では、やまちゃんオリジナル!【 アルミ削り出しBBQプレート 】の魅力も、ここがイマイチな点も包み隠さず紹介していきます。

記事を読み終えた時に、少しでもワクワクしてくれれば嬉しいです。



アルミ削り出しBBQプレートを作ったきっかけは !?

きっかけはすごく単純なことなんですが…

ずばり「金曜日の午後から半日、仕事が暇だった」

プラス「分厚い BBQ プレートが欲しかった」からです。


そしてなぜ鉄ではなくアルミを使用したかというと…

冒頭でも紹介しましたが、僕の本業がアルミの軽金属加工だからです。

鉄の材料も社内にあるのはあるんですが、アルミの加工スピードが鉄の約3倍以上なのでアルミを選択しました。

ダッチオーブン、スキレットなどキャンプ用品は鉄製品が多く、使用後に油を塗らないといけない手間があります。

アルミにすることによって、メンテナンスの手間を省きたかった狙いもあります。

アルミは鉄製品みたいに錆びることが無いので、洗剤の付いたスポンジで洗うことも可能です。


そしてアルミは軽いんです。

鉄の比重は水の約8倍なんですが、アルミの比重は水の2.7倍なんです。

なので同じ大きさのモノを作ると、重さが約3倍変わることになります。

軽量化の意味からもアルミを選択しました。

アルミ削り出しBBQプレートは何を使用して作ったの !?

まず自分の頭の中にある製品のイメージを設計からしていきました。

はじめは溝をいれない ただの平らなプレート にしようとしたんですが、使用した時に出る油がプレートから垂れるのがイヤなので油を溜めるために溝を作りました。

そしてその溝の中に穴を開けて油が落ちる様にしようかと思ったんですが、予定通りに排出できずにプレートの裏を油が伝っていき引火してもイヤなので油穴を開けるのはやめました。

パパ
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キャンプ場の地面が平じゃないので、予定通りにいかない可能性が大だと思いました。
まして家の中で使用している時に引火すれば危険です。


使用したソフトウェアは、Master Cam という3D CADCAM を使用しました。

普段から仕事で使用しているので、ものの数分で出来上がりました。

この Master Cam を使用してプログラムまで一気に仕上げていきます。

出来上がったプログラムの一部がこちらです。

この出てきたプログラムを工作機械(マシニングセンタ)に転送して加工を行います。

加工に使用した工作機械は、 DMG森精機株式会社のNVX 5100 2nd Generationを使用しました。

アルミプレートの材料は一般的に流通している A5052 という材料を使用しています。

加工時間ですが、裏面(火側)約30分、表面(食材側)2時間30分かかりました。

半日の隙間時間の限られた工具の中で行った結果、加工時間の合計が3時間もかかってしまいました。

3時間の加工賃と、材料代を足して製品の販売価格を算出すると、恐ろしい値段になってしまいます。

パパ
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製品を販売するなら加工時間を半分ぐらいにしないと買ってもらえる価格にならないです。



アルミ削り出しBBQプレート スペック

サイズですが、A4サイズ 210 × 300 にし、板厚は10mmにしました。

このサイズに特に意味はないんですが僕の使っている焚き火台(ステンレスファイアープレイス3)の約半分の大きさにしました。

ステンレスファイアープレイス3

半分は直火での調理ができ、もう半分はプレートで料理ができます。

パパ
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網の上では焼き料理、プレートの上では蒸し料理はいかがですか ??


そしてここからは僕のこだわりなんですが、角という角をすべて丸めました。

角を丸めることによって絶対にケガをしないようにしてあります。

せっかく楽しみにして行ったキャンプで、指を切ってイやな思い出は作りたくありません。

そして何より自分がこの製品を買った場合に、がっかりする様な品物は作りたくなかったんです。

そして最後に僕の作った製品のしるし「 Fiam-Family-Camp 」の刻印をいれました。

パパ
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これで、やまちゃんオリジナル・アルミ削り出しBBQプレートの完成です。



やまちゃんオリジナル・アルミ削り出しBBQプレート試し焼き

せっかく作ったのでキャンプに行くまで試せないのは辛いので、家でシングルバーナーで試し焼きをしました。

使用したシングルバーナーは、コールマン(Coleman) アウトランダー マイクロストーブです。

パパ
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五徳部分が小さくて不安定なので、絶対に真似しないでください。


使った感じとしては、アルミの熱伝導率の高さでプレートが温まるまでの時間が早い感じがしました。

そしてその熱伝導率の高さからか、プレートのどの位置でも温度が一定でした。

板厚を10mmにしたおかげで、一度プレートが温まるとなかなか温度が下がらなかったです。

パパ
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厚切りベーコンを焼いたけど、外カリ中ジューシーに仕上げれてすごく美味しかったよ。


でも良いことばかりじゃないのも事実です。

次の項目で僕が思う欠点を紹介していきます。

やまちゃんオリジナル・アルミ削り出しBBQプレート欠点

やはりどんな製品にも欠点も存在します。

鉄に比べて強度に問題があります。

とにかく柔らかいです。

鉄製品なら少々荒い扱いをしても凹んだりしないですが、アルミは簡単に凹みます。

そして簡単にキズつきます。

試しに鉄のヘラで擦りましたが傷だらけになりました。

掃除の際もスキレットみたいに、金たわしは使用できません。

パパ
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傷を気にしないのなら、金たわしの使用もできます。

僕は傷を気にしないので使いました。


あとこれは設計の段階から分かっていたことですが、取手がないので熱しられたプレートを移動できません。

プレートの重量は約1.7kgなのでトングで挟めば移動はできますが、トングで挟んだ箇所は確実に傷はつきます。

先程も言いましたが、僕は傷が気にならないのでこの様な設計になりました。

パパ
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個人で楽しむために作ったので、詰めが甘い所は否めないです。



やまちゃんオリジナル・アルミ削り出しBBQプレート まとめ

長々と書いてきましたが、結果的には作って本当に良かったと思います。

傷が付いても自分のオリジナルの味になっていきますし、愛着が湧いていくと思います。

これからのキャンプ生活に欠かせない相棒になってくれるはずです。


パパ
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やまちゃんオリジナル・アルミ削り出しBBQプレート個人的には大成功です。

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