今回はキャンプで焚き火を使って簡単に揚げ物をする方法を紹介していきます。
焚き火で揚げ物をする時に1番ネックになるのが油の温度調整だと思います。
しかし油の温度調整は炭でBBQをするのと同じぐらい簡単です。
そして揚げ物は後片付けも楽なので我が家では大人気です。
しかしこれだけではキャンプで揚げ物を推してる意味が全然わからないと思います。
キャンプ場で揚げ物をするのがどれだけ楽なのか。
そして簡単に油の温度をコントロールする方法を書いていきたいと思います。
あなたがキャンプ場で揚げ物が上手にできる参考に少しでもなれば幸いです。
記事内容
- キャンプで揚げ物がオススメな理由
- 焚き火で揚げ物 必要な道具
- 焚き火で揚げ物 油の温度管理方法
- 焚き火で揚げ物 注意点
- キャンプで揚げ物あとの油の処理方法
- 焚き火で揚げ物 まとめ
この記事では、キャンプで焚き火で揚げ物を方法や、そしてここがイマイチな点も包み隠さず紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもワクワクしてくれれば嬉しいです。
キャンプで揚げ物がオススメな理由!
キャンプで揚げ物をオススメする理由は、
- 下ごしらえが楽
- 家から冷凍で持って行けば保冷剤代わりになる
- スーパーで買ったものがそのまま調理できる
- 準備は油を温めるだけ
- 調理は揚げるだけで簡単
- 後片付けが楽
- そして何よりも美味しい
少し詳しく紹介していきます。
下ごしらえが楽
揚げ物の代表格といえば【鳥の唐揚げ】【天ぷら】【串カツ】だと思います。
しかし天ぷらは下ごしらえが大変で難易度が上がるので正直あまりオススメはしません。
鳥の唐揚げをキャンプで作るとなると、自宅かキャンプ場で下ごしらえをすることになります。
場所はどこであれ下ごしらえは簡単です。
鶏肉を切り唐揚げ粉などを漬け込めば下ごしらえは完了です。
家から冷凍して持って行けば保冷剤代わりになる
自宅で下ごしらえをしたものを持っていく場合は冷凍して持って行くのがオススメです。
理由は、冷凍した食材が保冷剤代わりになり他の食材を冷やしてくれるからです。
キャンプに行くのに保冷剤は多いに越したことはありません。
解凍時間もそんなにかからないので冷凍で持って行くことをオススメします。
スーパーで買ったものがそのまま調理できる
スーパーの冷凍食品コーナーに行けば色々なものがあります。
僕がよく買うのは【串カツ】と【餃子】です。
冷凍の串カツは衣までつけてくれているので後は揚げるだけの状態で売っています。
これなら下ごしらえもいらないのですごく楽に揚げ物が食べれます。
フライドポテトと揚げ餃子は子供が喜ぶし、お酒のアテにもなるからオススメです!
準備は油を温めるだけ
料理前の準備は油を温めるだけなのですごく楽です。
油を温めるのも水を温めるのも差は何もありません。
温めているものが油か水かだけの差です。
揚げ物をする時の油の温度は170℃〜180℃程です。
油を火にかけ温めだすと数分後に油がゆらゆら揺れ出してきます。
油がゆらゆらと揺れ出した時点が約100℃です。
その状態から1〜2分後に適温の170℃〜180℃になります。
勢いよく大量の泡が出る場合は油の温度が高すぎるからね!
調理は揚げるだけで簡単
調理は揚げるだけなのでとても簡単です。
適温の170℃〜180℃になれば食材を入れていけばOKです。
この時に一気に大量の食材を油の中に入れるのはNGです。
急激に油の温度が下がってしまいなかなか揚がらなくなってしまいます。
油の量にもよりますが様子を見ながら少しづつ入れていってください。
後片付けが楽
揚げ物あとの片付けはすごく楽です。
もしかしたらBBQをするより楽だと思います。
しかし間違った方法をしてしまうと環境破壊にも繋がります。
正しい知識をつけて、適切な処理をしましょう。
キャンプで揚げ物あとの油処理方法4選【知らなきゃマズイ知識】
続きを見る
そして何よりも美味しい
揚げ物は揚げるだけなのにあんなにも美味しくなります。
素揚げにしても美味しいですし衣をつけても美味しくなります。
まさに万能調理方だと思います。
キャンプで迷った時は揚げ物で間違いないと思います。
それぐらい楽なので本当に揚げ物はオススメです。
焚き火で揚げ物 必要な道具
キャンプ場で焚き火で揚げ物をする場合、特別必要なものはありません。
普段の使っているキャンプギアで十分調理できると思います。
- 焚き火台(BBQコンロでも可)
- メスティン(クッカーでも可)
- 炭
- 薪
- 油
- 食材
- 調味料
これだけで揚げ物を楽しめます。
メスティンと書いてますがクッカーでも可能です。
しかしできる限り小さくて深いもののほうがいいです。
メスティンで揚げ物をする理由は、そこそこの量を一気に揚げれて、かつ油の量を減らせるからです。
2合用のメスティンで揚げ物をするなら400gの油で十分足ります。
2合用のメスティンの7分目ぐらいまで油がくるからね!
僕がいつも使っている油は、日進キャノーラ油 400gだよ!
ファミリーキャンプでもこれだけあれば十分だと思います。
焚き火で揚げ物 油の温度管理方法
焚き火で揚げ物をする場合1番ネックになるのが火加減だと思います。
火加減がわからないから揚げ物を諦めている人もいてるかもしれません。
それはあまりにももったいないと思います。
火加減を調整するのは難しくありません。
BBQと同じようにすればいいだけです。
コツは火の強い所と、火の弱い所を作ってあげるだけです。
焚き火台やBBQコンロ全体に火の着いている薪や炭を広げてはいけません。
火の着いている薪や炭を全体に広げてしまうと火力が強くなりすぎた時に逃がす場所が無いからです。
焚き火台やBBQコンロの半分に炭や薪を集めて火力の強いところと、炭や薪を置かない火力の弱いところを作るのがポイントです。
だから上の写真は焚き火台の端っこで調理しているんだよ!
反対に炭や薪の火力が段々と弱くなってきて火力の強いところに置いても油温が適温の170℃~180℃まで上がらなくなることもあると思います。
その場合も対処法はあります。
火力が弱くなってきたら焚き付け用の薪を足せば簡単に火力は上がります。
あと対処法方がもうひとつあります。
炭や薪をさらに高く積み重ねることで熱源が近くなり火力が上がります。
この方法で火力を上げた場合は、高く積み重ねた炭の周りに火の着いていない炭を継ぎ足しといてください。
継ぎ足す炭は必ず周りに置いて着火させてね!
上に置いちゃうと火力が下がっちゃうからね!
もうそんなに食材が無くて調理が終わりかけなら炭を継ぎ足す必要はないよ!
油温をコントロールするコツは、
強火のところと弱火のところを作っておくことです。
この方法はBBQの時も一緒だからね!
焚き火で揚げ物 注意点
焚き火で揚げ物をする時に注意点がありますので紹介していきます。
火傷のリスクがある
火傷のリスクは火と油を扱うので仕方のない事です。
しかし細心の注意を払ってください。
特に炭を足したりする時に油の入ったメスティンを移動することになります。
万が一、火傷をした場合でもキャンプ場から病院までは距離が離れていることが多いです。
火傷をしてからでは遅いので、絶対に周りの安全を確認してから作業を行ってください。
あと絶対に耐熱グローブをつけて作業してね!
メスティンが汚れる
焚き火の直火で調理をすると調理器具がビックリするぐらい汚れます。
これの原因は薪のタール(油分)が原因です。
特に針葉樹の薪は燃えやすい性質を持っています。
針葉樹の薪が燃える過程で大量の酸素が必要になります。
その時に不完全燃焼を起すと煤が出やすくなるようです。
その時に出た煤が調理器具にべっとりと付いてしまうと、取るのが困難になってしまうぐらい煤が付着します。
以上2点が僕の感じる注意点です。
あくまでも僕が感じる注意点だから参考程度に捉えてくださいね!
焚き火で揚げ物 まとめ
今まで長々と書いてきましたがそろそろまとめていきたいと思います。
キャンプに行ってキャンプ場で揚げ物を調理するのがどんなに楽か感じてもらえたと思います。
しかしふたつの注意点があるのも事実です。
- 火傷のリスクがある
- メスティンが汚れる
火傷のリスクは耐熱グローブをして、細心の注意を払いながら行ってください。
またメスティンが汚れるのは味なので自分色に染めていってると思えば逆に嬉しくなってきます。
キャンプで焚き火を使い揚げ物をする魅力は、
- 下ごしらえが楽
- 家から冷凍で持って行けば保冷剤代わりになる
- スーパーで買ったものがそのまま調理できる
- 準備は油を温めるだけ
- 調理は揚げるだけで簡単
- 後片付けが楽
- そして何よりも美味しい
これだけの魅力がぎっしり詰まっています。
下ごしらえが楽でなんならスーパーの冷凍食品で買えば下ごしらえゼロで食べることもできる。
準備は油を暖めるだけで調理は揚げるだけ。
揚げ物用に特別追加するキャンプギアは一切なし。
そして食べ終わったあとの後片付けが楽。
そしてなによりもアツアツの出来たての揚げ物をキャンプ場で食べれる幸福感。
キャンプで食べる揚げ物は最高に美味しいです!
躊躇しているならぜひ一度お試しください!
そしてアツアツの出来たての揚げ物を自然の中の解放感の中で食べれる幸福感を全身で感じてください。
焚き火で揚げ物一度経験すると病み付きになること間違いなしです!
キャンプで揚げ物あとの油処理方法4選【知らなきゃマズイ知識】
続きを見る
あなたのキャンプライフが輝くことを願っています!